フリーランスで開業!待て!開業費ちゃんと計算してる?

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開業費とは、開業日に開業のため支出した費用を言います。

そう、開業日前の費用が認められているんですよね。

 

これ知らないで開業しちゃった人はあぁやってしまったなと思います。(すいません。)

 

別に損するって訳じゃないけどそれを知ってたか知らないかで節税効果が全然ちがったりします。

 

今回は、その中でも有名な開業費についてみていこうと思う。

必要な処理方法などについてもみていこう。

 

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そもそも開業日って?

 

フリーランスって開業日あやふやですよね。(笑)

 

フリーランスなどの場合、自分が開業しようと思ったら開業です(笑)

 

じゃあどうやって開業日を決めるのかって証明するかっていったら開業届です。

 

開業届なんですが、提出しなくても罰則などはありません。

 

しかし、出すことでたくさんのメリットがあります。

こちらの記事で確認してください。

 

https://tomibonblog.net/freelance-opening/

 

本当に便宜上なんですが、開業日を決めてしまって下さい

 

その際に重要なのが開業費だと思います

開業費とは、先に述べたとおり、開業日前に開業のため支出した費用を言います。

 

では一体どんなものが開業費として認められるでしょうか?

 

開業費の範囲

 

開業費として認められるもの

 

・開業のためのセミナーへの参加費用

調査のための旅費、ガソリン

・打ち合わせ費用

・関係先への手土産

・広告宣伝費

などなど

 

私は、書籍代や机・インク代などを開業費にしました。

普通にありますよね、開業日にもたくさん可能性があります

 

開業のため支出した費用と言い切れるものを開業費にしちゃいましょう。

 

でも注意しないといけない点もあります。

 

開業費にならないもの

 

固定資産・・・10万円以上の資産

フリーランス、パソコンがなかったらやっていけないですよね。

パソコンは、10万円以上のことがおおいので、注意しましょう。

 

私は、18万くらいのパソコンを開業日に買いました。

こういう風に開業日を考えていけばいいと思います。

 

開業日さしつかえない時が重要です

フリーランスにとってパソコン重要だと思います。(笑)

それが計上出来たらいいんですが、出来ないんです。

 

開業費として認められるのはいつまでに支払ったもの?

 

理論上、開業のために支出した費用は
何年前のものでも開業費にすることができます。

 

ですが、実務上では、
3年前も前の費用は認められないのですね。

 

それが開業のためにかかった費用だと
言い切れるものにしておきましょう。

 

保存義務もあったりします。

開業費の詳細を別途エクセルなどにまとめて集計して下さい。
もちろんレシート付きです。

 

ここまで見てきて費用なんだったらいつでも一緒じゃんと思ってる方いるんじゃないですか?

でも違うんです!

 

開業費って費用?

 

実は、開業費って費用じゃないんです。

「繰延資産」という資産の一種だったりします

 

資産の科目でひとまず処理し、
その後少しずつまたは一気に経費にしていきます。

 

繰延資産はいつでも費用として
必要経費に算入することができます

 

赤字が出たら、とりあえず取り崩すとか、
全く決まってないから計画的に使うことが出来るのです。

 

極論、ずっと取り崩さなくてもいいのです。

まじか!って思いますよね。

そんな開業費逃して欲しくないんです。

でも実際どうやって処理するのかってことろです。

 

処理方法

 

発生時(開業日)

 

(借方)開業費 ×××円 /(貸方)元入金 ×××円

 

まとめて入力で大丈夫ですが、
この開業費の内訳が分かるレシート・エクセル表を保管しておく必要あります。

元入金(もといれきん)とは?
個人事業の「元入金」とは、
法人でいう資本金のようなもの。
開業するにあたって事業主が用意した開業資金などを、
「元入金」として帳簿づけします。

決算時(取崩時)

 

(借方)繰延資産償却 △△△円 /(貸方)開業費 △△△円

 

決算書には

 

繰延資産償却 △△△円が

白        収支内訳書(1枚目)
青10      収支計算書(1枚目)
青65(55)  損益計算書(1枚目)
で解説してます。

に載って、残りの額(開業費自体の変動含む)が

白        減価償却費の計算(2枚目)
青10      減価償却費の計算(2枚目)
青65(55)  減価償却費の計算(3枚目)

に残ります。

 

忘れてしまったことのないよう、注意です。

 

会計ソフトがやってくれるんですが、
一応何が残っているのかを分かっておくことが大切かなと思います

 

基本は、会計ソフトがやってくれるですが、
これがお得なんだよとは言ってくれないのではないでしょうか。

知っているか知らないかの世界です。

得をするものは、覚えて損はないです。

 

まとめ

・開業費とは、開業日前に開業のため支出した費用である。
・基本的には開業のために使ったと言い切れるものを費用にしよう。
・開業費は繰延資産である。

 

どうだったでしょうか?

 

開業費実にお得な制度だと思います。

フリーランスになったら、お得を知って節税だと思います。

 

サラリーマンはそうはいきません。

下手したら、サラリーマンより儲かるかもしれない。
野望はいつまでも続きます。

 

自分自身がフリーランスです。

頑張って行きましょう。

 

ではこの辺で。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

コメント

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