フリーランス!医療保険、国民健康保険だけ?そんな訳ではない!

フリーランス
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フリーランスって何がびっくりするって、国民健康保険の額に驚くのですよね。

 

会社員の場合、あるもとをして・・・

傷病手当金(病気やケガで長期間(4日以上)働けない場合となっても、給料の6割入ってくる制度)
労災(業務上従業員が被ったケガや疾病などの災害に対して補償する制度)
雇用保険(失業を防止したり、再就職の促進を図ろうとする制度)
あげましたが、それ以外にもあるのですよね。

それが、フリーランスにはありません。

病気やケガってだけにだって起こりうるものだと感じています。

 

それらがないのは、仕方ないって思うのですが、

でも、はっきり言って、高いのですよね。(笑)

 

とみぼん
とみぼん

わたしは、一般企業で経理や総務お金全般を扱ってきました。

でも、持病があって、フリーランスで生きて行こうとしているものです。

 

基本、わかってもらってフリーランスになって欲しいって思います。

行き当たりばったりでは、やって行けないというのが私の意見です。

 

実は、フリーランス=国民健康保険とは限らないのですよね。

 

今回は、フリーランスになったら、国民健康保険以外に他にどんな手段があるのかを考えてみました。

 

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国民健康保険の求め方

 

国民健康保険は、市区町村が運営する公的な医療保険制度です。
例えば、自営業やフリーランス、無職の方や高齢者などは国民健康保険に加入しています。

 

まず、国民健康保険の求め方を見て行こう。

前提として、払えない等あるのなら、相談するのも一つの手だと思います。

 

実際にわたしが電話で聞いた内容も書いてあるので、以前の記事国民健康保険って高くない?理由3つと対策3つを考えてみた!をチェックしてみてもいいかもしれません。

国民健康保険料の計算方法

国民健康保険は実は?複雑な算式を取っています。

  保険料の計算

所得に応じた「所得割」
1人当たりの定額「均等割」
固定資産に応じた「資産割」
1世帯当たりの定額「平等割」
に分かれます。

でも、全部課されるわけではなく、自治体によって様々です。

ちなみに、わたしの京都市だったら、「所得割」「均等割」「平等割」が課されていています。

 

しかも、国民健康保険は、医療分後期高齢者分介護分(40歳から64歳まで)と分かれいて、それぞれに「所得割」「平均割」「資産割」「平等割」が課されているんですね。

 

それが、各自治体によって様々なので、金額が変わっていくのです。

 

それに子供であれ、奥さんであれ、母親であれ、金額がかかってきます。

たとえ、無収入であっても、1人当たりの定額「均等割」が課されているのですね。

 

ウエートの高いのが、「所得割」です。

所得割の求め方

 

(前年の総所得金額-基礎控除33万)×税率

 

総所得金額っていうのは、事業所得の場合だと、事業収入金額―必要経費です。

 

わたしも聞いて知ったんですが(笑)

  • 医療費控除
  • 社会保険料控除
  • 扶養控除

は、認められていませんとのことです。

 

所得が多ければ多いほど(経費もあるけれど)、保険料は高くなる算式ですよね。

 

国民健康保険の代替案

 

フリーランスでやって行こうとした場合、この国民健康保険で何か方法はないのでしょうか?

 

代替案として考えられるもの

・引越しを考える
・会社の任意継続
・国民健康保険組合

でも、フリーランスでいきなり食べていけるのかと思えば、そうじゃない場合が多いと思います。

そういう意味で国民健康保険も候補に入れといた方がいいとも思います。

引越しを考える

想いとか病院とか家とか問題が何もないのであれば、引越しするのが一つの選択肢になるのかなって思います。

 

それくらい保険料って自治体によって様々なのですよね。

 

必ず移動したい自治体のホームページで、保険料の計算方法を確認して、自分だったらいくらかかるのか計算してみましょう。

 

結局、国民健康保険に入るのですが、意外に減るかもしれないです

会社の任意継続

収入額や地域によって国民健康保険の方が安い人、任意継続の方が安い人などさまざまです。

 

まずは両方の金額を問い合わせてから始まると思います。

 

でも、任意継続は加入すると2年間は国民健康保険への切り替えができません。

これは、注意が必要です。

 

国民健康保険は前年の所得額で保険料が決まります

フリーランスで働く人は、よほど稼がない限り退職した翌年などは、国民健康保険であれば保険料が安くなる傾向にあります。

国民健康保険組合

第3の選択肢として、国民健康保険組合があります。

国民健康保険組合は「業種や職種」によって加入する点に違いがあります。

 

フリーランスに代表的な1つとして、「文芸美術国民健康保険組合」があります。

 

編集者やライター、作家はもちろん、画家、イラストレーター、カメラマン、ウェブデザイナーはもちろんYouTuberまで加入できるのです。

 

所得の大小にかかわらず保険料が一律であることがひとつの特徴になっています。

令和2年度は組合員が月額19,900円、家族が1人あたり月額10,600円となっています。

介護保険料(満40歳から64歳まで)1人あたり月額4,300円になっている。

 

所得が多い人場合は、文芸美術国民健康保険組合がお得であるということが言えるでしょう。

 

でも各団体の年会費等も支払う点には注意が必要です。

まずは、文芸美術国保の加盟団体に登録する前に、自分の加入資格について確認したほうがいいでしょう。

 

その他に

京都芸術家国民健康保険組合{(すいません、わたしが京都なので)「自治体 国民健康保険組合」で探してください)}や

配偶者の扶養家族になってしまう

という方法がありますが、いずれも確認が必要かなと思います。

 

まとめ

 

・フリーランスの場合は、国民健康保険以外にも方法があります。

 

ある程度所得が大きくなったら、「文芸美術国民健康保険組合」一択だと思います。

でも、フリーランスにはいろいろ選択肢が存在することわかったのでは、ないでしょうか?

 

少し時間がかかると思いますが、各々を比べるということは今後の役に立ちますし、一度調べてみてみませんか。

 

役に立ってくれたら嬉しいです。

 

とみぼん
とみぼん

最後まで読んで頂きありがとうございました。

フリーランスには、いろんな壁があるのは確かです。

国民健康保険もそのうちの一つだと思い、今回の記事を作ってみました。

とみぼん@nicotomibonnicoでした。

 

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