入院する時、健康保険証と特定医療費(指定難病)受給者証は提出するでしょう。
でも一定の場合は、限度額適用認定証を出すことにより負担額は減ります。
結論から言いますが
入院期間が長いときはもちろんですが、入院期間か短くても有効だと思います。
知らない人もいるかと思い、今回記事にしようと思いました。
- 念のためですが、外来、入院が合わさった時も併せて解説します。
- 今後、マイナンバーカードと健康保険証が提携するのでその話もします。
入院で3つの書類などを渡した!
私だけかもしれませんが(笑)驚くほど入院してます。
私は、全身性エリテマトーデスと肺高血圧症です。
3カ月の入院から、3日の入院まで沢山入院してきました。
そして、2020年も2泊3日の検査入院をしてきたんです。
そこで初めに入院受付をしました。
提出物はそれぞれあると思いますが、保険証等提出しなければなりません。
健康保険証
特定医療費(指定難病)受給者証
限度額適用認定証
を提出しました。
限度額適用認定証とは、高額療養費制度を受け取る時に先に自己負担限度額以上の支払いをしなくてもいい仕組みとして有名だろう。
内容は、下記の記事にまとめています。
指定難病が受けられない!高額療養費を、軽症高額該当を狙おう!
ですが、よくよく考えたら、難病の上限と高額医療の下限と比べて、難病の方がお得だと思うでしょう。
ですが、そこには食事代の減額が考慮されていません。
私は、骨折してしまい、そのままフリーランスになりました。
骨折して、普通に松葉杖なく歩けるようになるまで、相当の期間がかかっています。
はっきり言って収入が低いです。(苦笑)
目安としては、住民税非課税世帯です。
基本的に食事代1食あたり210円に減額できるのであれば、限度額適用・標準負担額減額認定証を出した方がいいです。
ちなみになんですが、4月~7月の所得区分は、前年度の住民税(前々年中の所得)が適用され、8月以降は現年度の住民税(前年中の所得)が適用とされます。
私の場合は本人が障害者なので、住民税も特則があります。
住民税非課税世帯はいろんな特典があります。
この話は別に記事にしたいと思います。
難病の場合は、1食あたり260円と普通(1食あたり460円)と比べ、安くはなっているのですが、住民税非課税世帯は210円にできます。
1食当たりだと金額的に少ないのですが、3食、3カ月といったら効果が出てきます。
その場合、限度額適用認定証を出した方がお得ですよという話でした。
また、難病の場合であっても得という場合もあります。
難病患者って高額療養費必要?医療費助成以外にも考えた方がいい!で解説しました。
別で限度額適用認定証を取得しなくてはならない!
詳しくは、窓口に問合せるか、健康保険のWebでの情報で確認してください。
どこに書いてある?のといったら、健康保険証に書いてあります。
ちなみに、わたしは、郵便で送れることがわかったのですが、電話で確認したいことがあったので電話もしました。その時に、限度額適用認定証が可能であること教えて貰えました。
入院だけでなく、外来も受けました!
1週間違いで外来も受けました。
薬の関係上仕方ないので、ありがたいことに電話診療です(笑)
でも、その場合ってお金2重に入ってくると心配になる方もいるのでないでしょうか。
結論、心配いらないです。
厚生労働省HPより引用
難病医療費助成制度の金額は外来と入院一緒で何円というものが決まっています。
同一月にという事は、抑えておいた方がいいかもしれません。
でも、84円(書類を送ってくれたことによる郵送料)の請求書はきましたが。
今後の動き
2021年3月からマイナンバーカードと健康保険証が連携します。
それによってマイナンバーカードだけで健康保険証がなくてもいいことになります。
でも、私が聞いたところによれば、医療機関や薬局にまだ設置出来ていない場合も十分あるそうです。
だから、いつも通りの書類をもっていった方がいいとも言われました。
でも、限度額適用認定証等がなくてもO.K.だという事も発表されています。
大きいと思います。
結構いいなと思ったポイントは、就職をしたとき、健康保険証が届かないと病院に行けないという事態です。その時にも健康保険証を待たずいけるという事になります。
詳しくは、マイナンバーカードが健康保険証として使える!【デメリットもある!】でも紹介しています。
マイナンバーカードの交付率は21.8%(令和2年11月1日現在)です。低いですよね。
少し時間は掛かるのかもしれませんが、確実に便利になっていくでしょうということろでしょうか。
まとめ
- 難病の受給者証と限度額適用認定証併用での入院は、住民税非課税世帯が恩恵を受け取る。
- 難病の医療費助成制度は入院、外来ともの金額である。
- マイナンバーカードと健康保険証は連携するが今のところは、従来通りの書類も持っていこう。
特定医療費(指定難病)受給者証と限度額適用・標準負担額減額認定証の併用で入院してきました。
これからも、知っているか、知っていないかで損をしないための情報を発信していければと思います。