コロナウイルスにかかってしまったら、傷病手当金がある！！

緊急事態宣言になって少し経ちます。いまだ感染拡大中の新型コロナウイルス感染症（以下、「コロナウイスル」）。

 

それが、３密の環境に居たりする方って多いのじゃないかなと思うのですよね。

 

例えば、病院、スーパーマーケットなどいっぱいあるって思います。

満員電車とかもですね。

 

そんな中、コロナウイルスにかかったらどうしようという不安ってどうしてもあると思います。

 

今回は傷病手当金について書こうと思います。

少しでも不安の解消になったらと思います。

 

今回の記事で分かる事

 

傷病手当金って一体何なのか？（コロナウイルス編）

 

 

多くの方が勤務先で加入している

全国健康保険協会などで受けることができます。

 

コロナウイルスにより、療養のために会社を休み、

事業主から報酬が受けられない場合に

支給される制度です。

 

令和２年３月１０日に始まったのですが、従来の傷病手当金と一緒です。

 

今回は、コロナウイルスにかかった場合なので、会社が理由ではないので、割愛します。

 

 

①新型コロナウイルス感染症により、療養のために会社を休業していること

 

②仕事に就くことができないこと

（原則、医者の意見がいります。）

 

③連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと

 

全国健康保険協会HPより

 

④休業した期間について給料の支払いがないこと

㊟給料が支払われていても、

傷病手当金の額が少ない場合は、その差額が対象です。

 

 

ざっくりいって、給料の２／３です。

この計算は、会社側でしてくれますので安心をして下さい。

 

詳しくは、こちらのHPを見てください。↓↓

全国健康保険協会／病気やケガで会社を休んだとき　参照

 

 

こちらの申請用紙に書くのですが、４枚あって、

・被保険者記入用（自分で書く用）２枚

・事業主記入用（会社に渡す用）１枚

・療養担当者記入用（病院に渡す用）１枚

があります。

 

記入例もあります。

会社に渡す用、病院に渡す用があるので注意して下さいね。

 

申請用紙を出力するところは、こちらです。↓↓

全国健康保険協会／健康保険傷病手当金支給申請書　参照

 

提出は、協会けんぽ支部に郵送できます。

また、わからないことがあるなどは

電話で問い合わせることをおすすめします。

 

提出先・問い合わせ先はこちらです。↓↓（都道府県別です）

全国健康保険協会／都道府県支部　参照

 

ここまで言ってきましたが、

医者の意見が必ずしもいるわけではありません。

 

自宅療養の場合も傷病手当金O.K. （コロナウイルス編）

 

厚生労働省は例外措置を認めています。

Ｑ被保険者には自覚症状はないものの、

検査の結果、「新型コロナウイルス陽性」 と判定され、

療養のため労務に服することができない場合、

傷病手当金は支給されるのか。

 

Ａ 傷病手当金の支給対象となりうる。

Q被保険者が発熱などの自覚症状があるため

自宅療養を行っており、

療養のため労務に服することができない場合、

傷病手当金は支給されるのか。

 

Ａ 傷病手当金の支給対象となりうる。

で大切なのが、

やむを得ない理由により医療機関への受診を行わず、

医師の意見書を添付できない場合には、

支給申請書にその旨を記載するとともに、

事業主からの当該期間、被保険者が療養のため

労務に服さなかった旨を証明する書類を

添付すること等により、労務不能と認められる場合、

傷病手当金を支給する扱いとする。

厚生労働省／新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給について　引用

 

自宅療養した場合などであっても

病院に行かなくてもいいとのことです。

でも、書類が必要との事です。

 

症状が出たら、無理をして出歩かないで下さい。

症状などは、こちらの記事を読んで下さいね。↓↓

 

コロナウイスルの初期症状、経過など、相談先、予防についても。

コロナウイルスの初期症状・経過、症状が出たらすること、予防対策など書いてあります。何か役立ちたいと思ったので、書いた記事です。コロナウイルスにかからないようにと思いますが、かかってしまう事もあると思うので・・・

tomibonblog.net

2020.04.13

 

国民健康保険も適用傷病手当金O.K. （コロナウイルス編）

 

今まで傷病手当金は、

健康保険に加入している人がもらえる手当ですが、

今回は、国民健康保険ももらえる形になりました。

 

コロナウイルスの緊急対応策（第２弾）で記載がありました。

症状がある方への対応

健康保険制度における傷病手当金の支給が

円滑に行われるよう、発熱などの

自覚症状があり自宅療養を行った場合も

対象となるなどの取扱いを明確にし、周知徹底する。

国民健康保険及び後期高齢者医療において、

新型コロナウイルス感染症に感染するなどした

被用者に傷病手当金を支給する市町村等に対し、

支給額全額について国が特例的な財政支援を行う。

新型コロナウイルス感染症対策本部／新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策 ―第２弾－　参照

 

・対象者

新型コロナウイルス感染症に感染した者、

又は発熱等の症状があり感染が疑われる者

 

・支給要件

労務に服することができなくなった日から

起算して３日を経過した日から

労務に服することができない期間

 

・支給額

直近の継続した３月間の給与収入の合計額を

就労日数で除した金額 × ２／３ × 日数

 

・適用

令和２年１月１日～９月30日の間で

療養のため労務に服することができない期間

（ただし、入院が継続する場合等は

健康保険と同様、最長１年６月まで）

厚生労働省保険局国民健康保険課・厚生労働省保険局高齢者医療課／新型コロナウイルス感染症に感染した被用者に対する 傷病手当金の支給等について 参考

 

期間が、国民健康保険の場合、過ぎています。

 

なんだか、引用ばかりです。

でも気になる方は、

市町村及び国民健康保険組合に問い合わせてみて下さいね。

 

まとめ

 

・傷病手当金とは、コロナウイルス対応可になった。

・医者の診断書がなくてもいいケースがある。

 

あるとないのでは、安心が違うと思います。

お金の問題って大切です。

 

今後も出来る限り情報を共有できたらいいなと思います。

わたし自身、情報は変化するので、注意したいです。

 

でも、基本はかからない、うつさないです。では、この辺で。