わたしは、難病ですが、身体障害者手帳の3級(心臓機能障害3級)です。
まず、障害者手帳が認定されて確認したのは、この障害者医療費助成制度です。
結果、わたしは、障害者医療費助成制度には、該当しなかったです。
身体障害者手帳の申請って「何級を申請します。」とかでは、ないです。
身体障害者手帳の申請をして、1~3カ月待って(苦笑)、身体障害者手帳「○級」でしたみたいな感じです。
それによって、受けられる制度が変わります。
今回は、その中でも、障害者医療費助成制度について見ていきます。
障害者医療費助成制度の概要
身体障害、知的障害および精神障害などをお持ちの方に対し、保険診療の自己負担分を助成する制度です。
この障害者医療費助成制度は、お住いの地域の自治体が実施しているものです。
ということは、お住いの市区町村によって助成の内容や、対象となる障害の程度などが異なるのです。
わたしの心臓機能障害の3級も、認められるところもあるのですね。
では、内容について見ていきましょう。
障害者医療費助成制度の内容
何度も言いますが、この障害者医療費助成制度は、お住いの地域の自治体が実施しているものです。
対象
多い例でいうと
・身体障害者手帳・・・1級、2級
・療育手帳・・・最重度、重度
・精神障害者保健福祉手帳・・・1級
また、難病の医療費助成制度を受けている方で、障害年金1級相当を受け取ってとっている方も対象になっていたり、自治体によって様々です。
所得制限と自己負担金
これも様々です。
どちらもないところもあります。
・東京都では、1割負担になるが、上限が一般世帯は月々18,000円となっています。
・大阪市では、1つの医療機関ごとに1日最大500円の負担になります。
・名古屋市では、無料です。
でも、3自治体ともそれぞれで所得制限があります。
所得も一世帯当たりで確認するか、本人だけで確認するかによっても違いますよね。
入院の際の食事代は含めるのか、含めないのかによっても変わります。
こちらでも、お住いの地域による地域差は間違いなくあります。
ちなみに、「障害者医療費助成制度 ○○(都道府県や市町村)」で検索したら出てくると思います。
注意点
これも、自治体によって様々です。
例えば、
・生活保護を受けている方
・その他国等の公費負担によって、医療費の全額支給を受けることができる方
は対象外になっていたりします。
・健診・予防接種、診断書料など健康保険適用外の費用、入院時の部屋代や食事代は、受給者の負担となり助成対象となりません。
など注意点もあります。
これは、実際に障害者医療費助成制度の申請の際(申請が必要になります。)、しっかり聞いて下さい。
障害者医療医療制度と難病の医療費助成制度と併用は有効か?
難病には、医療費助成制度がそもそもあります。
それで助かっているというのは、わかっています。
だから、地域差が出てきます。
難病の医療費助成制度は、国がやっているものです。
だから、負担額には、地域差がありません。
どちらも出しても、患者さん自身の自己負担は変わらないです。
実際には、負担する機関が変わります。
ちなみに、
・難病であれば、入院時の食事代は1食260円です。
でも障害者医療助成制度の場合は、対象外とされていたら、一般世帯は、一食460円だったりします。
1日当たり、600円の差が出てきます。
・障害者医療費助成制度が得な例として、難病以外に病院を受診する時です。
難病の医療費助成制度では、難病以外では見てもらえないです。
でも、その障害者医療費助成制度が対象になるのかも確認する必要があると思いますが。
詳しいことは、お住いの地域の自治体の障害福祉課などへ直接聞くのがいいと思います。
地域によって様々なんで、何とも言えないですが、障害者医療助成制度はお得な制度です。
障害者手帳は、それ以外にも、メリットはあります。
まとめ
どうだったでしょうか?
障害者医療費助成制度は、対象が限られますが、対象となる人にはお得制度だと思います。
確認するべきだと思うので、記事を書くことにしました。
難病で、普段の生活に困っている方も、障害者手帳の取得を考えてみてはいかがでしょうか?