難病患者には、医療費助成制度があるので大丈夫って思っていますよね。
実際、これがなかったら破産です。
それは、本当の話なのですが、
実は、高額療養費制度出した方がいいこともあります!
でも、先に高額療養費を理解してほしいので先に説明します。
最後に高額療養費出した方がいい場合を書きいます。
今回の記事でわかる事
高額療養費制度と医療費助成制度の併用の仕組みがわかる。
高額療養費制度を申請した方がいい時がわかる。
高額療養費制度とは?
高額療養費制度とは、
医療費の月々の自己負担(入院時の食費負担や差額ベッド代等は含まない)に上限額を設けた健康保険の制度です。
医療費の月々の自己負担が上限額を超えた場合に、その超えた金額分が高額療養費として支給されます。
具体的に計算する算式があります。
自分の年収じゃありません。加入者※の所得水準によって、決められています。
もちろん、自分個人で入っている場合は、自身の年収ですが。
加入者って何かに加入しているってことなのですが、健康保険証に記載されています。
医療費は、10割の金額です。通常は3割の金額です。
例をあげる取ると、
例は70歳以上となっていますが、69歳以下も一緒です。
自己負担の上限額が、上の表でいうことのひと月の上限額です。
医療費助成制度
これのおかげで助かっていますよね。
よく見てるいるですが、特定難病受給者証の自己負担額です。
でも、難病患者さんって特定難病受給者証出しておけばいいと思いますよね。
それは、そうなのですが、変わったことがあるかもしてないと、わたしは思います。
実際に高額療養費制度と医療費助成制度の併用はこう計算されます。
高額療養費制度と医療費助成制度の併用
社会保険研究所/公費医療・難病医療ガイド 平成27年7月版 引用
そうなのです。高額療養費から引いて、あとから指定難病医療費助成制度を引く形になるのです。
そこで勘違いしてほしくないのが、自己負担額はいつも通りです。
これ気付いたのって機会があって医療事務を学んだからなのですが、損している人いるよなぁっと直感で感じました。
会計事務勤務が長かったもので気になるのですよね。(笑)
世帯合算という考えがあるのですよね。
高額療養費制度、申請した方がいい時
社会保険研究所/公費医療・難病医療ガイド 平成27年7月版 引用
指定難病以外の用途で医療機関を受診するときです。
同一世帯に怪我や入院だってある話です。
旦那さん(奥さん)や、お子さん、お母さんなども入院(労災除く)かもしれません。
高額療養費それで申請するのは、わかっている方はいるでしょう。
(していない方はしてくださいね。)
同一世帯とは健康保険上の世帯です。住民票の世帯は関係ないです。
一定額以上働いているときは、
健康保険上、別世帯になるので関係ないです。
給与から、社会保険料が引かれている場合などです。
ただし、21,000円以上でなければ対象とはならないなど条件があり、
計算方法が複雑ですので、自分や世帯内の家族が同時に高額の医療費がかかったる前には、
加入している医療保険にお問い合わせて下さい。
で意外と忘れがちなのが、指定難病以外の用途で医療機関を受診するときです。
指定難病医療費助成制度って指定難病と関係ないことって見てもらえないのですよね。
それだけで、初めのひと月の上限額を越してしまいそうな時は、申請に行く。
計算ができないので、とりあえず、上の所得の人は、1%の金額は置いておきましよう。
そのことを考えたうえで、申請してほしいなと思います。
もちろん、2つをかけ合わす時もです。
計算方法が複雑ですので、加入している医療保険にお問い合わせて下さい。
病院、診療機関ごとに計算します。
っということは、高額療養費の申請をした方がいいのかなって思います。
医療機関が一緒の時は、限度額適用認定証を頼んでおいた方がいいかもしれません。
(69歳以下の方、低所得者の方)
また、今回の話では除きますが、高額な医療費が続く場合も申請できます。
詳しくは健康保険証に書いてあるところへ問い合わせて下さい。
普段外来とかには、自身の負担額は変わりませんが、
世帯で考えた時に、損をしているかもしれないと考えることが、必要なのかなと思います。
そのためには、高額療養費制度をしっかり覚えておいて欲しいです。
学校で絶対教えてくれないような知識を公開できたらと思っています。
面倒ですが、指定難病で医療費助成制度を受けた時~医療費控除の対象~裏技あり~やセルフメディケーション税制とは(医療費控除の特例です。)で言ったように、整理が出来ているのと出来ていないのでは、違うと思うので、まずは、整理しましょう。
損をしないためです。
まとめ
・高額療養費っていう制度がある。
・高額療養費から引いて、あとから指定難病医療費助成制度を引く形になる。
・高額療養費は世帯合算という考えがある。
どうだったでしょうか?
少し細かいですが世帯全体で、損をしないために必要なことだと思いました。
ではこの辺で。
コメント
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[…] 高額療養費制度については、難病患者って高額療養費必要?医療費助成以外にも考えた方がいい!でもお話したので詳細については、こちらの記事で確認して下さい。 […]