受動喫煙って健康に悪い？改正健康増進法【2020年4月1日から】

禁煙禁煙って最近言われますが、受動喫煙って健康に悪いのです。

 

分かっている方も分かっていない方も

知っておいて欲しいことがあります。

 

それが改正健康増進法です。

改正健康増進法っていうのは、屋内原則禁煙を求めるものです。

 

でも、他にも知って欲しいことがあるので、

時間のある方は見ていて下さい。

 

受動喫煙の影響

 

タバコには喫煙する人がフィルターを通して吸いこむ「主流煙」と、

タバコの先端から発生してしまう「副流煙」があります。

周囲の人がこれを吸ってしまうのが「受動喫煙」です。

 

タバコを1本吸うと、50～60％は副流煙になるといわれていて、

実は主流煙よりも多いのです！！

 

健康への悪影響を受けることが分かっています。

 

厚生労働省／「喫煙と健康　喫煙の健康影響に関する検討会報告書」スライド集　引用

 

ちなみに、世界から比べても、日本は遅れを取っていているそうなのです。

 

 

厚生労働省／「喫煙と健康　喫煙の健康影響に関する検討会報告書」スライド集　引用

 

受動喫煙を防ぐため改正健康増進法が開始される

今までマナーだったものがルールへと変わります。

 

改正法は、望まない受動喫煙の防止を図るため、

特に、健康影響が大きいと言われている子ども又は患者の皆さんに配慮し、

多くの方が利用する施設の区分に応じ、措置が考えられています。

 

 

＊喫煙を主目的とする以下の施設では、施設内で喫煙が可能です。

・喫煙を主目的とするバー、スナック等

・店内で喫煙可能なたばこ販売店

・公衆喫煙所

 

＊ただし、喫煙可能部分には、

①喫煙可能な場所である旨の標識の掲示が義務付けとなります。

②来店客・従業員ともに20歳未満は立ち入れません。

 

厚生労働省／改正法の全体像　引用

 

喫煙室を設ける場合、標識の義務もできました。設ける場合は、施設の出入口となる場所と喫煙室の出入口に標識を貼らないといけないです。

政府広報オンライン／屋内は原則禁煙に！受動喫煙をなくすための取組が変わる！　引用

改正健康増進法の例外

下記３つの条件をいずれも満たしている事業者の該当施設に限り、これを既存特定飲食提供施設として、喫煙可能室の設置を選択することができます。

 

条件１：[既存事業者]

2020年4月1日時点で、営業している飲食店であること。

ただし、法施行後に何らかの状況の変更があった場合に、引き続き「既存の飲食店」に該当するかどうかは、①事業の継続性、②経営主体の同一性、③店舗の同一性等を踏まえて総合的に判断する。

 

条件２：[資本金]

中小企業基本法における定義などから資本金5,000万円以下であること。

一の大規模会社が発行済株式の総数の2分の1以上を有する場合などを除く。

 

条件３：[面積]

客席面積100㎡以下であること。

 

厚生労働省／改正法のポイント　引用

 

これは、経過措置として認められているという事になります。

そしてなんといっても、ルールといて定められているので、罰則付きです。

 

改正健康増進法の罰則

 

改正法によって、違反者には、罰則の適用（過料）が課せられることがあります。

 

改正法における過料とは、秩序罰としての過料であり、法律秩序を維持するために、法令違反者に制裁として科せられるものです。

 

また、過料の金額については、都道府県知事等の通知に基づき、地方裁判所の裁判手続きにより決定されます。

 

 

（※）喫煙を発見した場合、違反者に対しては、指導がなされます。

その上で、繰り返し指導されてもなお喫煙を続ける等、改善が命令の前にまず見られない場合に、命令がなされます。

 

厚生労働省／改正法のポイント　引用

 

まとめ

 

・受動喫煙は健康に悪い！

・受動喫煙を防ぐため改正健康増進法が開始される！

・標識を目安にするといい！

・例外もある！

・今回は、いよいよ罰則付きルールになった！

 

どうだったでしょうか？

 

私も、自分だけの問題じゃない！ということがいいたいですね。

分かっている人もたくさんいると思います。

でも、出来ていない人がいるのが現実なのかなって・・・

 

出来る限り、知っておいて損はないかなという内容でした。

自分の健康、自分で守っていきましょう！

 

変わります。明日からです。

まぁ、コロナでそれどころじゃないと思いますが、

心の片隅にでも残しておいてくれると嬉しいです。